障害幼児教育(プリスクール)の教師としてアメリカの小学校に勤める著者が、乳幼児期における特別支援教育について語ります。自閉症,LD,幼児教育,障害児教育・保育,ダウン症,ADHD,発達遅滞,発達障害など。
はじめに
はじめに
 

ようこそ「障害幼児教育研究室」へ。このホームページ(HP)は、タイトルの横の紹介文にもあるように、乳幼児期を中心とした特別支援教育(Early Childhood Special Education)の理解と普及を意図して作られたサイトです。「障害幼児教育」とは日本ではまだ馴染みの薄い言葉ですが、障害児教育と幼児教育を合わせたものと考えていただければ、おおよそ間違いはないかと思います。障害幼児教育について語るには、障害児教育と幼児教育両方の理解、さらには科学的知識の礎として発達医学・心理学という、3つの学問領域をカバーする必要があります(図参照)。これら3つの領域を基に、障害幼児教育は成り立っています。したがって本HPでは、障害児教育、幼児教育、発達医学・心理学という3つの領域に触れながら、障害幼児教育の理解を深めていきたいと思います。

本HPで扱うトピックをもう少し具体的に言えば、障害児の教育・療育のために必要とされる専門的知識・技術、健常児をも含めた幼児(本HPでは0〜8歳を対象とする)教育について、発達障害(ADHD、自閉症、学習障害、発達遅滞、言葉の遅れ、知的障害、情緒/行為障害)に関する医学的/心理学的知識などです。逆に、病弱、聾、盲、肢体不自由児も障害児教育の対象ですが、著者の専門領域は精神障害系なので、本HPで扱うことはあまりないと思います。

 

このHPには2つの目標があります。1つは障害幼児教育について、学術理論・研究に基づきながらもわかりやすく解説し、扱う内容は実用性の伴うものであること。障害児と関わるすべての人々が理解できるよう、専門用語には説明をつけ、予備知識のない方にとっても読みやすい文章を目指したいと思います。また机上の空論にならないよう、現場で障害児と関わっている方々が「知りたい」、「使える」と思えるような実用的な内容を中心に扱いたいと思います。もう1つは、教育者、保護者、その他特別支援教育に携わる人々をつないでいく事。これは私個人の、「特別支援教育に関わるすべての人々の開かれた対話により教育の質は高まっていく」という信念に基づいています。教育者、保護者などいろいろな立場の人にこのHPを読んでいただけたら幸いです。

 

英単語の和訳について:本HP上で使用される専門用語のほとんどは、もともと英語であった語彙を和訳したものです。一般に使われている用語もありますが、時には本HP作者による独断的和訳も含まれています。また新しい概念で一般に普及してないため、こなれていない言葉が多く出てくるかと思いますがお許しください。英語から訳された専門用語の後には(極力)英語表記もあわせて行うようにしますので、障害幼児教育を勉強しながら英語も学べてしまうというすばらしい特典つきです。ただし、本HPにでてくる英語が日常会話の中で使われることは、専門化同士の話し合いでない限り、まずありませんのでその辺はご了承ください(^^)。

 


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